2015-11-23 正八幡宮領について 編集雑記 西海道 薩摩 大隅 薩摩・大隅に関しては、両国に分布する正八幡宮領も石清水領として検出対象としました。正八幡宮は薩摩・大隅両国の荘郷の荘園領主となっていきます。しかし一方で正八幡宮自体が、宇佐弥勒寺領と同様に、石清水祠官紀氏の知行対象となっていきます。 したがって、形式的には二重に知行がなされるような領有構造になります。そのため、実態としては石清水の直接的な支配が及んでいなかったとしても、広義の八幡宮寺領には包含されるということで、検出対象としました。