葛飾別宮(現・葛飾八幡宮)の現地巡見
2017年6月1日に、葛飾別宮(現・葛飾八幡宮)を巡見しました。この時は特に文化財見学などはなく、現地の状況確認のみ行っています。
参道の途中に京成本線の踏切があります。
由緒を記した看板です。社伝では寛平年間の創建とされています。
随神門遠景です。
随神門の創建年代は看板には記されていませんが、江戸期、幕末とされています。かつては仁王門でした。
拝殿です。建立年次を示す案内はありませんでしたが、
千本公孫樹です。これは国の天然記念物に指定されています。
案内板です。樹齢1200年以上というのは、どうも寛平年間の創建という社伝に引きずられているような気がします。
源頼朝の駒どめの石。こちらは特に文化財指定はされていません。
元亨元年十二月十七日の陰刻銘をもつ梵鐘です。銘については、市川市のサイトから引用しました。
〔第2区〕
元亨元年辛十二月十七日
酉
願主右衛門尉丸子真吉
別當法印智圓
〔第1区〕
敬
奉冶鋳銅鐘
大日本東州下総第一鎮守
葛飾八幡是大菩薩傳聞寛平
宇多天皇勅願社壇建久以来
右大将軍崇敬殊勝天長地久
前横巨海後連遠村魚虫性動
鳬鐘暁聲人獣眠覺金啓夜響
求除煩悩能證菩提
案内板の写真部分を接写したものです。直に撮影したものではありません。
いくつかの碑がありました。